ストーリー 第13話「暗雲」
ケティル農場の周辺で一人の奴隷が主人一家を惨殺し、脱走する事件がおきる。
一方、農場では自由が目前となったトルフィンとエイナルが今後の身の振り方を思案していた。 自分の意志で自由になることができないアルネイズを思いやるエイナル。 そんななか、スヴェルケルが畑で倒れてしまう。(公式サイトから引用)
MALでの13話の評価
redditの反応 373
エピソードの中心ってわけじゃないが、聖書を読むパートはとても興味深い部分。
クヌートとトルフィンを更に比較している。
クヌートはとても信心深い人間だったのに、信仰を捨てた何者かになった。
逆に、信仰を持たなかったトルフィンが聖書に耳を傾け始め、潜在的にキリスト教に近づきつつある。
(特にこの時代、スカンジナビアはキリスト教化の時期だった)
更に重要なことは彼が聞いていたパートだね。”汝の敵を愛せ”。
トールズがトルフィンに伝えようとしていた原則に近い。
さらに言えば、1期の神父がトールズの逸話(敵を殺せたのに、全員を生かしたこと)を聞いて、彼に激しい興味を示した理由そのものでもある。
それと、蛇は文字が読める。ほどんどの人間が字を読めない時代で。
redditの反応
”蛇が聖書を読み上げる”ってところがさらに効いてるよな。
それと、トルフィンが聖書の内容に耳を傾ける姿を見れるなんて素晴らしい。
私達の生きる現代社会では当たり前に知識を共有できる。
しかし、あの小さなシーンの一幕は、あの時代の人々にとってはどんな本も素晴らしい天啓になりえると言うことを良く表していたと思う。
いつだって本は全く違った世界への入り口ではある。
しかし、大勢の人間が自分たちの農場から殆ど出ないような時代では、その効果はずっと大きいのだろう。
redditの反応 64
ついに内省的、思慮深いトルフィンに。
とても良い顔をしている!
redditの反応 107
OPでオルマルが祈っている姿が一瞬見えた。
これも興味部い。
redditの反応 71
”スヴェルケルが死んだら聖書を売るつもり”と言う話、どう解釈した?
私はあの言葉が言葉通りとは思えないんだよな。
蛇とあの老人の間には、やっぱり何らかの関係がありそう。
↓
redditの反応 162
クラシックなツンデレを披露する蛇。
redditの反応 112
トルフィンに言ったこと全部が本当だとは思わないな。
スヴェルケルが側にいなくても、蛇が聖書を読んでいる様子はこれまでも何回かあったし。
売ることしか頭にないなら、そんなことしない筈。
スヴェルケルが畑で倒れた時の心配を見ても、聖書を売る話とは矛盾してる。
redditの反応 209
尋常じゃないクリフハンガー。
アルネイズが実は結婚してて、更には夫と再会して、その夫は公共の敵No1になっていた。
このエピソードで急に彼女にフォーカスが会ったから、奇妙だと思ったんだよ。
彼女の手もまたとてもディテールに富んでいたね。
奴隷としての彼女が直面してきた苦難を物語っている。
redditの反応 26
エイナルとトルフィンの手が彼女程荒れていないのが少
し愉快に感じる。
2人の手もあんなかんじであるべきなんじゃ?
それともアルネイズの肌はもっと繊細なのかな。
↓
redditの反応 88
水洗いする女性の手はより酷いことになるんだよ。
医療コンディションも多く関係してくるだろうし。
redditの反応
スターデューバレー(農業がテーマのビデオゲーム)は中断。
ゲームオブスローンズ:ヴァイキングエディションの放送の前に、ジャンゴ 繋がれざる者(タランティーノの映画)をお送りします。
第2クールの力強い始まり。キャラクターのドラマがよりジューシーなことになって来たな。
奴隷、苦役、服従と言ったテーマが加速する。
自運自身の自由を力で奪った彼は、トルフィンとエイナルを軽蔑したりするんだろうか?
redditの反応 126
クヌートが政治的に嵌めてきたリ、同時期に逃亡奴隷が出て来たり、大旦那が死の床にいたり。
ケティルの農場は今期大変そう。
redditの反応 31
ドラマと悲劇の収穫時期が近付いているようだ。
正直、クヌートのプランも目論見通りいくものかね?より大きな対立を招くことにならないか?
クヌートの意図に気付いた多くの領主たちは、彼の行動を良く思わないだろうな。思い付きで明日は我が身かもしれない。
トルフィンとエイナルはこの迫りくるカオスを生きのびられるのか?楽しみだ。
redditの反応 70
今期は奴隷というテーマに対する踏み込みが凄いね。
自由の喪失、命の意味、暴力の性質。
今度は心から望むことのために、暴力で反乱して自分を解放した誰かが登場。
我らが主人公達との対比を見ることになるのか。
redditの反応 253
トルフィンたちの団欒と笑い声を聞いて、どうしてこんなに幸せな気持ちになるのかわからない。
redditの反応 137
トルフィンが笑う。今期はこれだけでもとてもショッキングだ。
本当に彼は成長したね。
redditの反応 122
ワオ。農場に危機が迫っていると知ったら感じ方が変わる。
みんなが楽しそうに生きているのを見るのが妙な気分だ。
アルネイズの夫も興味深いキャラクターのようだし、このストーリーが農場での戦いとどう絡んでいくのか気になる。
redditの反応 209
全てが悪い方に向かっている農場…。
クヌートの問題も片付いていないのに、今度はステロイドエイナルと戦わないといけないのか??
それと、OPは🔥
↓
redditの反応 136
逃亡奴隷がムキムキになったエイナルに見えた人が私だけじゃなくて嬉しい。
アルネイズには、はっきり好みのタイプがある。
redditの反応 145
グッドラックエイナル。
敵はムキムキバイオレンスバージョンの君だ。
↓
redditの反応 97
エイナル:なあトルフィン、最後にちょっとだけ暴力的になれない?
俺のために一回だけ。一回だけだから。
あいつだって俺たちの事殺すつもりだと思うし。
MALの反応
前のOPが恋しいけど、新しいOPの時間。
スヴェルケルが死んだと思ったから、いつもの調子が見れて嬉しい。
RIPエイナル。アルネイズは彼女の夫と行くのだろうか?
MALの反応
新しいOPとEDは素晴らしい。ショーもさらに面白くなって来た。
MALの反応
グレートエピソード!
大旦那が寄る年波には勝てないのが辛い。
エイナルはチャンスを失ったようだ。
引用:reddit, MAL
MALスコアは8.69。
聖書を読んだ後の蛇のセリフで彼がちょっと好きになってしまう…w
新OPとEDもおおむね好評でしたけど、前の方が好きだ~と言う反応も結構多かったでしょうか。
コメント
漫画のガルザルはエイナルに寄せたような風貌ではないから、アニメでこんなふうになったのは後付けとしか思えん。 紅毛のデーン人ってのはピンとこない
赤毛は漫画からでガルザルはスウェーデン出身だよ。
俺に人種的違いは分からんけど、統治が安定してなくて人種MIXが進んでいるって話は作者がしてた。
暗黒の中世の原因ともなってた小氷期が終わって温暖化してきた結果、農業生産力が上がると共に北海のヴァイキングの活動も活発になって行ったのがこの時代だった
「赤毛のエイリーク」なんて人物もいたくらいで、ノルド人にも赤毛は結構いる。
現代での話だが、デンマーク最大の精子バンク「Cryos」が、赤毛男性の精子提供受付けをストップしたというニュースもあった。
理由は赤毛のデンマーク人男性が多すぎて需要がないからだそうだ。
OPは曲調が違いすぎて比べるようなものじゃないよ。内面にフォーカスした前半と戦闘描写の多い後半それぞれにマッチしたOPだと思う。
それな
クヌートは信仰を捨てたってのは都合のいい解釈すぎるな~
むしろ、聖書に兄弟家族への愛と第三者への愛の差を否定されたことによって、暴走してるくらいだろう。
博愛の暴走。
キリスト教が博愛で、だれにでもやさしくなったのかというと、全然違うしね。
捨ててるやろ。1期見直してみ
神の愛も試練もいらん。人間の手で理想郷を作る言うてる。
世界を作った神の存在は信じても、キリスト教の信仰は捨ててる。
アシェラッドもアルトリュウス公の復活を信じなくなった様に、いないものにすがらない。
それはキリスト教の博愛が壊れてるからだろ?
もろに影響うけてるじゃん。
だから「隣人も兄弟も関係ない」から毒サツしたわけだろ?
2期見直してみ?ちょっと前だ
別に体裁のキリスト教だけの話をしてるわけじゃなくて、
歴史と現実のキリスト教の話をそもそもしてるわけだ。
スネークも英語圏の人だと、棒うち勧めたところで罵声浴びせてる人も多かったけど、
現代人も嫌がら赤の他人の介護をこの時代で進んでやるほどの人格者でもあるという皮肉
人間を一面では見れないよってのがこの作品のテーマ且つおもしろいところ。
だから、一面的なキリスト教観だけでみちゃだめよん
いやそれは元キリスト教徒だからであって今は信仰捨ててるだろ?
信仰捨てたら記憶が抜けるわけじゃねーぞ
あとスネークじゃなくて蛇な。英語字幕でも見てるのか?
2期1話の冒頭部分
ノルド人たちの日常を描くただのモブシーンだと思ってたらアルネイズと夫の過去もチラリと混ざってた模様
作者はもともとトルフィンを奴隷にするつもりだったらしく、編集者の意見でヴァイキングものの要素が強まっただけなんだよな。そんなわけでこの農場編こそが作品的には中核パートだったりする。
ガルザルの声どこかで聞いたことあるなって思ったら風花雪月無双のホルストだったか……
蛇って読み書きできるってそれなりの家の出身だったりするのかな?
普通に「乞食」て言葉使ってたけどテレビ的にはよかったんか
クヌートは信仰を捨てたのか否か、これは興味深い議論だな。
敬虔なユダヤ教徒であるイエスがユダヤ教の精神を徹底的に追求した結果、ユダヤ教を内側から食い破って新しい思想を生み出したように、クヌートも敬虔であるがゆえにキリスト教を内側から食い破って新しい思想を生み出した、とは考えられないか?
というか、近代の科学や民主主義が辿ってきた歴史はまさにこれじゃん。
ニュートンもガリレオも敬虔なキリスト教徒だった。神は私たちに理性を授けて下さった。これを駆使して神の作り給うたこの世界の神秘を解き明かすのが我々に与えられた使命だ・・・、おおよそこんなふうに考えて科学的探究を続けてきた結果、今の産業文明を築いたわけだ。
俺たちが今享受してる科学や民主主義は、それ自体はキリスト教ではないしキリスト教徒の専有物ではないけれど、キリスト教という土台がなければここまで高度に発達しなかったのも確か。
クヌートは、神による救済を待つことをやめたという意味では信仰を捨てたと言えるが、「全知全能の造物主」の存在を前提とし、その地位に自分が成り代わろうとしているという意味では相変わらずキリスト教的価値観の中にいる。